ビジネスマンの情報メモ公式BLOG

本格的セレクトショップ御三家時代

2011年02月24日

ビームス、シップス、ユナイテッドアローズによる本格的セレクトショップ御三家時代の幕開けへと繋がり、ビームスにとっても図らずも組織の再編成、世代交代といった、90年代を乗り切るために必要であった大きな改革に着手する、引き金となった。この難局を乗り切ることで、ビームスは設楽を中心とする一枚板となり、アイデアマン設楽と個性的なMD、バイヤーたちが一丸となって次々と新機軸を打ち出す土壌を作り、中村達也氏、南馬越一義氏、窪浩志氏のような次世代を担うニュータイプのバイヤーを生んだ。つまり現在、我々が抱くビームスらしさは、ある意味でこのビームス最大の危機によって半ば強制的に、培われたともいえるのである。この事件については、これまでそのやや特殊な性格もあって、あまり詳しく語られることはなかったが、ビームス30年の軌跡を振り返るとき、ちょうどその半ばに起こったこの事件がもたらした様々なことを抜きに、現在のビームスを語ることはできない。